「脱炭素社会の農業」第4回研究会のお知らせ


福島大学農学群食農学類教授 金子 信博氏
「保全農法の原理とその日本での可能性」

時期:9月30日(木) 18:00-19:30
オンライン会議システム「Zoom」で行います

金子(かねこ) (のぶ)(ひろ)
土壌生態学者。島根大学農学部助教授、横浜国立大学環境情報研究院教授を経て、現在は福島大学農学群食農学部教授。持続可能な土壌管理として、自然の仕組みを生かし、高い生産力を示す、不耕起・草生栽培を提案する。著書に『土壌生態学』(朝倉書店)、『土壌生態学入門―土壌動物の多様性と機能』(東海大学出版会)など。

 地球温暖化対策が喫緊の国際的課題となる中、菅義偉政権も2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする「カーボンニュートラル」の達成目標を掲げ、グリーン社会の実現を成長戦略の柱に据えています。
 農林水産業も例外ではなく、農林水産省は今年5月に「みどりの食料システム戦略」を策定しました。食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現するとし、革新的な技術・生産体系を順次開発し社会実装する計画を示しています。中でも有機農業に関しては、50年までに取り組み面積を耕地面積の25%(100万㌶)とする目標を掲げ、次世代有機農業技術の開発・確立と市場拡大を進める方針です。
 第4回の講師には、有機農業学会の副会長を務め、持続可能な土壌管理として不耕起・草生栽培を提案されている金子信博氏をお招きします。専門である土壌生態学の観点も踏まえ同戦略に対する評価や今後の課題などをお話しいただきます。奮ってご参加ください。

<申し込み方法>
 参加希望者は下記の申し込みフォームから登録してください。前日までに参加方法と招待メール(リンク)を返信します。当日は17時半以降に送られたリンクをクリックして入室してください。

申し込みフォーム:  https://forms.gle/RCcHC1YufWyKoCEeA

<非会員の方へ>
 非会員の方は、メールにてお申し込みの後、参加費1,000円を以下に振り込んで下さい。振り込みが確認でき次第、招待メールを返送いたします。
 振込先:みずほ銀行丸の内支店 普通1148228 名義:農政ジャーナリストの会

●連絡先●農政ジャーナリストの会
TEL03(6269)9772/FAX03(6269)9773
ホームページ:https://jaja-net.org/wp/ Email:info@jaja-net.org
※テレワーク中のため、問い合わせはメールでお願いします