はじめに
農政ジャーナリストの会は、農業関係の報道、解説、出版に携わるジャーナリスト、研究者および企業や団体の広報担当者など個人の資格で加入した会員と、賛助団体で構成されています。会員は、全国243人(2021年4月)で、運営は会員の会費で行われている自主独立の組織です。会員の情報交換の場とともに、調査や研究をすることによって国内外の農業情勢や問題点を正しく把握し、公正な報道、評論活動を行うことをめざしています。
発足は1956年。2021年で創立65周年を迎えました。1970年には国際農業ジャーナリスト連盟(IFAJ)に準加盟し、1988年に正会員として加盟が認められました。会長は団野信夫(朝日新聞)、遠藤太郎(読売新聞)、山地進(日本経済新聞)、古野雅美(共同通信)、黒川宣之(朝日新聞)、岸康彦(日本経済新聞)、中村靖彦(NHK)、須田勇治(日本農業新聞)、野村一正(時事通信)、合瀬宏毅(NHK)、石井勇人(共同通信)、行友弥(元毎日新聞・農林中金総合研究所)。現在は日向志郎(元日本農業新聞社長、協同組合連携機構客員研究員)です。
研究会について
研究会は月1~2回ほど開きます。3カ月ごとに1つのテーマを選び、専門家等を招き、研究会、討論会を開催しています。また、その時々の農業や食料・農村問題、海外の農業事情についても、随時特別研究会、シンポジウムなどを開いています。
■これまでの主な講師と講演テーマ
・「東日本大震災10年 改めて『復興』を問う」(2021年1-3月)
・「復興が変える日本のかたち」
元内閣官房参与・福島復興再生総局事務局長 岡本全勝 氏
・「被災地目線で見た震災の教訓」
岩手大学名誉教授 廣田純一 氏
・「美しい村の再生を目指して」 前飯舘村村長 菅野典雄 氏
・「ワンチームでひらく水産加工業の未来」
山徳平塚水産株式会社社長 平塚隆一郎 氏
・コロナ後のローカル経済は(2020年10-12月)
・「コロナ禍で露呈したグローバル資本主義の限界」
経済アナリスト 独協大学経済学部教授 森永卓郎 氏
・「転機を迎えた東京一極集中と田園回帰戦略」
持続可能な地域社会総合研究所所長 藤山浩 氏
・「持続可能な林業振興と地域経済」
北海道中川町産業振興課主査 高橋直樹 氏
・「食と農を核にした地域経済の再構築」
島根県邑南町商工観光課調整監 寺本英仁 氏
・新型コロナウイルスと農業・流通現場の対応(2020年6-8月)
・「生産・流通の現場で何が起きているのか」
農林水産省大臣官房参事官 岩間浩 氏
・「生産現場への影響と農業の行方を聞く」
野菜くらぶ社長 澤浦彰治 氏
イオンアグリ創造社長 福永庸明 氏
PAN HULIC JSC(ベトナム)代表 佐藤和彦 氏
・「消費の現場はどう変わるか」
ロイヤルホールディングス(株)会長 菊地唯夫 氏
・「感染症の時代をどう生きるか」
長崎大学熱帯医学研究所教授 山本太郎 氏
・令和の農政展望~新たな食料・農業・農村基本計画に寄せて(2020年1-3月)
・「JAグループが考える令和時代の食料・農業・農村政策」
JA全中 会長 中家徹 氏
・「現場目線で語る食料・農業・農村政策」
(有)神林カントリー農園・村上市副市長・忠聡 氏
・気候変動の中の農業(2019年10-12月)
・「気候と環境の非常事態にどう対処するか」
山本エコプロダクツ研究所代表 山本良一 氏
・「温暖化への適応を迫られる農業技術」
農研機構果樹研究所上席研究員 杉浦俊彦 氏
・「食料科学からみた地球温暖化を考える」
茨城大学副学長・農学部教授 太田寛行 氏
・「気象変動に強い農業を目指して」
カルビーポテト㈱ 取締役常務執行役員 植村弘之 氏
・制定20年 食料・農業・農村基本法を点検する(2019年7-9月)
・「基本法20年の評価」 元農林水産事務次官 高木勇樹 氏
・「基本法で農業・農村はどう変わったのか」 東京大学教授 安藤光義 氏
・「生産現場から見た20年 農政と私たちの取り組み」
新潟ゆうき株式会社 代表取締役 佐藤正志 氏
・「農村政策の総括と展望」 明治大学教授 小田切徳美 氏
・農業と福祉 その連携は何を生み出すのか(2019年4-6月)
・「農福連携を巡る動向と課題」 JA共済総合研究所主任研究員 濱田健司 氏
・「障がい者雇用から見えてきた農業活性化のヒント~ユニバーサル農業の可能性~」
京丸園株式会社代表取締役 鈴木厚志 氏
・精神障害者の主体的な働き方と持続可能な事業モデル」
就労継続支援A型「アスタネ」施設長 根本要 氏
・「新たな可能性を広げる農と福のWIN-WINな出会い」
JA松本ハイランド営農部営農企画課 鎌伸吾 氏
共同取材
様々なテーマで国内、海外の共同取材を行います。
IFAJ・国際交流
1988年以降、IFAJ国際農業ジャーナリスト連盟の正会員組織として認められ、毎年開かれるIFAJ大会や同執行委員会に参加しています。2017年には南アフリカ、18年オランダ、19年にはアメリカで開催されました。20年はコロナウイルス拡大の影響でオンラインで行いました。
1990年には、大阪で「21世紀の地球は?食糧は?」のテーマで、国際農業ジャーナリスト・フォーラムを開きました。また、2007年9月には、IFAJの第51回国際大会をアジアでは初めて、日本で開催しました。
サイトマップ
会の紹介
はじめに 農政ジャーナリストの会は、農業関係の報道、解説、出版に携わるジャーナリスト、研究者および企業や団体の広報担当者など個人の資格で加入した会員と、賛助団体で構成され...
続きを読む農業ジャーナリスト賞
賞の創設 農業ジャーナリスト賞は1986年、農政ジャーナリストの会創立30周年を記念して設立されました。 本表彰制度は、対象年度において出版、放送された農林水産業、食料問...
続きを読む幹事紹介
2023年6月~2025年6月顧問山地 進(元日本経済新聞)中村靖彦(元NHK)岸 康彦(元日本経済新聞)須田勇治(元日本農業新聞)野村一正(元時事通信社)...
続きを読む規定
農業ジャーナリスト賞規定第1条(名称)本賞は、農業ジャーナリスト賞と称する。第2条(目的)本賞は、農林水産業、食料問題ならびに農山漁村の地域や環境に関する優れた報道(ルボ...
続きを読む規約
農政ジャーナリストの会規約2007年5月28日 一部改正2021年6月7日 一部改正2023年6月8日 一部改正(名称および事業)第1条 この会は、 農政ジャーナ...
続きを読む出版物のご案内
日本農業の動き農政ジャーナリストの会では、年に4回行う研究会の内容を「日本農業の動き」としてまとめ出版しています。 お求めはこちらから21...
続きを読む入会のご案内
目的農政ジャーナリストの会は食料・農業・農村問題を語り合うフォーラムです。自由でオープンな議論の場を確保するために、職業としてのジャーナリストに限定せず、食料・農業・農村...
続きを読む賛助会員の紹介
50音順イオンアグリ創造㈱一般財団法人 食品産業センター一般社団法人 家の光協会一般社団法人 JA共済総研一般社団法人 全国農業協同組合中央会一般社団法人 大日本水産会一...
続きを読むお問い合わせ
研究会の参加、会員申し込みなどのお問い合わせは、下記フォームよりご連絡ください。必要事項をご記入の上[送信]をクリックしてください。[contact-form-7 id=...
続きを読む選考委員
選考委員(五十音順)阿部道彦 (一社)農山漁村文化協会理事・制作局長大村美香 朝日新聞記者小田切徳美 明治大学農学部教授鎌仲ひとみ (...
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