「農村政策はどうあるべきか」シリーズが始まります(第1回は2/3)

農村政策はどうあるべきか

第1回「揺れ動く農村政策と農村再生に向けた政策のあり方

小田切徳美氏明治大学農学部教授)

昨年の「改正食料・農業・農村基本法」施行を受け、新たな「食料・農業・農村基本計画」策定に向けた議論が進んでいます。同時に、中山間地域等直接支払制度を含む「日本型直接支払制度」や「水田活用の直接支払交付金」の見直しをめぐる議論も活発化するなど、農政は今、大きな転換期を迎えています。

一方、昨年は中山間地域等直接支払制度の変更を機に、農村政策を農業関係に限定し生活支援策から後退する兆候も見え始めるなど、産業振興としての「農業政策」と地域保全・振興としての「農村政策」の位置づけや関係性が改めて問われています。

今後の農村政策はどうなるのか。農村政策の第一人者で自他共に認めるフィールドワーカーでもある小田切氏に、これまでの農村政策の軌跡と現状分析、さらに、農村現場の視点から、農村再生に必要な政策はどうあるべきか語っていただきます。

小田切徳美
(おだぎり・とくみ)

【略歴】

明治大学農学部教授。1959年生まれ。博士(農学)。東京大学助教授などを経て06年から現職。専門は農政学・農村政策論、地域ガバナンス論。フィールドワークに基づいて実践的な政策理論を構築する農村政策の第一人者。中山間地域フォーラム副会長。これまで農水省、総務省、国交省など省庁を超えて多くの審議会・委員会委員を歴任。『にぎやかな過疎をつくる 農村再生の政策構想』『農村政策の変貌 その軌跡と新たな構想』『農山村は消滅しない』など著書多数。

時期:2025年2月3日(火)18:00~19:30
場所日本記者クラブ9階小会議室日本プレスセンタービル 東京都千代田区内幸町2-2-1
    +オンライン(Zoom)併催

<申し込み方法>
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<非会員の方へ>
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みずほ銀行丸の内支店 普通 1148228 名義:農政ジャーナリストの会

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