「トランプ関税で変わる世界」#2(11/18)作山研究会のお知らせ
トランプ関税の狙いと日本農業への影響
作山巧氏(明治大学農学部教授)
WTOルールや自由貿易協定を顧みることなく、独自の価値観で緊急事態下の大統領権限で開始されたトランプ関税。関税率は取引(ディール)の材料として提示され、状況は刻々と変化し、先の見通しは難しい。日本の農産物貿易に関しては、やり玉に挙げられたコメ、そしてバイオエタノールの輸入増等を通じ、一定の影響が想定される。巨大な需要国である中国は、米国からブラジル等にシフトを強め、欧州も一部報復関税の導入を開始している。世界で自由貿易の推進が大きく後退し、WTO体制の形骸化が進行している。
そもそも、トランプ関税とは何なのか?そして、トランプ政権下の米国の貿易政策と農政によって、世界と日本の貿易と農と食、エネルギーと人々の生活がどのように変わるのか?大きな転換点を迎えた今を、改めて捉えなおしたい。
第2回は、明治大学の作山巧教授を講師に、トランプ関税の狙いと現時点での評価、輸出入を含む日本農業への影響、世界の貿易体制の展望について検討する。

明治大学農学部教授。1965年岩手県生まれ。岩手大学農学部卒業、英国ロンドン大学優等修士、同サセックス大学修士、青山学院大学博士。専門は貿易政策論。1988年に農林水産省に入省後、農水省企画室企画官や国際部国際交渉官等を経て、2013年に明治大学に着任。農林水産省ではTPP参加協議を含む多くの国際貿易交渉に従事した。
主な著書
『農政トライアングルの崩壊と官邸主導型農政改革』(農林統計協会、2021年)、『食と農の貿易ルール入門』(昭和堂、2019年)、『日本のTPP交渉参加の真実』(文眞堂、2015年)等多数
○時期:2025年11月18日(火) 18:00~19:30
○オンライン(Zoom)開催
<申し込み方法>
🔗Web申込フォームより登録をお願いします。前日までにメールで参加用リンクを送りますので、当日は17:30以降に入室してください。
<非会員の方へ>
お申し込み後に参加費1000円を下記に振り込んでください。振り込みを確認できた方にZoomの招待メールをお送りします。
みずほ銀行丸之内支店 普通 1148228 名義:農政ジャーナリストの会
農政ジャーナリストの会
TEL:03-6269-9772/FAX:03-6269-9773
※問い合わせはメールでお願いします
ホームページ:https://jaja-net.org/wp/ Email:info@jaja-net.org
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