「兼業・多業の担い手論」第3回研究会のお知らせ

小田切徳美氏(明治大学農学部教授)
「多様化する農業・農村の担い手をめぐって」

○時期:12月22日(水) 18:00~19:30
○場所:オンライン会議システム「Zoom」にて

小田切 徳美 氏
1959年、神奈川県生まれ。東京大学農学部卒、高崎経済大学、東京大学助教授を経て06年より現職。専攻は農政学・農村政策論。国土審議会(国土交通省)、過疎問題懇談会(総務省)などの委員のほか、全国町村会の「今後の農林漁業・農山漁村のあり方に関する研究会」の座長も務める。「農山村再生」「農山村は消滅しない」(いずれも岩波書店)など著書多数。

 昨年3月に公表された食料・農業・農村基本計画で「多様な担い手」が「地域社会の維持の面でも重要な役割を示している」とされ「兼業・複業などの多様なライフスタイルの実現」、「半農半Xやデュアルライフ(二地域居住)を実践する者らを増加させるための方策」など、多様な農へのかかわりの支援体制のあり方について具体的な検討が始まりました。
 1961年の農業基本法の施行以来、農政は一貫して自立経営育成を柱としてきましたが、今後はこれら「多様な担い手」をどう位置づけ、活かしていくかが問われます。島根県は2010年に全国初の「半農半X」支援事業をスタートさせ、兼業・多業・複業での新規就農や農業雇用を推進する動きは他県にも広がりを見せています。
 第3回は、農山村地域の現状に詳しく、農水省の「新しい農村政策の在り方検討会」の座長を務める小田切徳美・明治大学農学部教授(同大学院農学研究科長)が登場。農業という産業論の視点を超えて「ひと」にフォーカスした地域活性化を唱える小田切教授に、新たな農業・農村の担い手の姿を語っていただきます。是非ご参加ください。

<申し込み方法>

 参加希望者は下記の申し込みフォームから登録をお願いします。前日までに参加方法と招待メール(リンク)を返信します。当日は17:30以降に送られたリンクをクリックして入室してください。

https://forms.gle/5CedLVLomUhL9yNP6

<非会員の方へ>
 お申し込み後に参加費1,000円を下記に振り込んでください。振り込みを確認できた方にZoomの招待メールをお送りします。
   みずほ銀行丸の内支店 普通 1148228 名義:農政ジャーナリストの会

農政ジャーナリストの会 TEL:03-6269-9772/FAX:03-6269-9773
ホームページ:https://jaja-net.org/wp/  Email:info@jaja-net.org
※テレワーク態勢のため、問い合わせはメールでお願いします